チェン・ライを一日中歩く。

 チェン・マイからバスで約3時間、僕は昨日、チェン・ライへ来た。
今日は、これからチェン・ライをブラブラと、お散歩をします。
朝9時頃にチェン・ライのゲストハウスを出発した俺は、昨日いい匂いがしていた食堂へ。
ご飯の上に豚足を刻んだのと、漬け物のような物がのっている。(20B)
それと昨日、フルーツフェスティバルが行われていたので、その時、おばちゃん達からもらった、大量のライチの残りを食べ腹一杯です。

さてと、どこに行きましょうか?あまり役に立たないガイドブックの地図を見ながらTATをめざした。
途中に寺院があり、その前にサムロー(シクロみたいな乗り物)の群。
こいつらは朝っぱらから、歩いている俺に「Lady!Lady!」と声をかけてきます。
オマエ達のチェン・ライのお勧めはそれかい!

TAT(タイの観光事務所)に到着すると、皆さんMTVに夢中です。
かわいい女の子達がいる受付で地図をもらい、観光ポイントに印をつけてくれたので、順番に徒歩で見てみましょうか。

ワット・プラ・シン

 最初に行ったのは、ワット・プラ・シン。お寺です。
タイの寺はもう見飽きていたので、サラっと見て終了。
次も寺。ワット・プラ・ケオです。竹林がとてもキレイな寺院でした。
ここは修行僧がたくさんいましたが、なんか坊主がウサンクサク見えてしまう俺は、相当に性格がひん曲がってきているのでしょうか?

お次はモーニング・マーケットへ。ここが俺が一番気に入った所です。
しかしもう昼近くなので、閉まっている店もあったが、やっぱりこの活気は好きです。
ここには生活必需品がそろっています。そしておいしい屋台もあります。
ここで昼飯のヌードル・スープを食べ、文房具を購入した。
しばらく、市場をブラブラと歩いていましたが、モーニング・マーケットだけあって、昼の3時には全ての店が閉まっていた。

左:ワット・プラ・シン 右:モーニング・マーケット

次に行ったのは、Hilltribe Museum and Education Center。
タイ北方の少数民族の博物館です。ここでは少数民族の生活をスライド上映したり、各民族の衣装が展示していたり、民芸品が売られていました。
ここのチケットには1drink freeの券が付いていたので、それを使い、1階でコーヒーを飲みながら休憩。
それにしても少数民族の衣装の色使いやコーディネートは素晴らしい。

少し時間は早いが、バスターミナル近くにある、ナイト・バザールにでも行ってみようと、歩いていると、急に雨が降ってきて、大雨になってしまいました。

この時たまたま近くにいた日本人旅行者と出会い、旅の話をしていたが、彼女はラオスからチェン・ライにやってきたので、俺はタイの次はラオスへ行くので、ラオスのことを聞くと、彼女はラオスはさんざんだったらしい。
特にバスが最悪だと言っていた。
そんな話しを聞くと、なんか俺も不安になってしまった。

雨が止み、彼女と別れ、そしてナイト・バザールをめざしていたが、久しぶりに歩きすぎで足が痛くなってしまいました。
そしてカフェで休憩。ここで手紙2通を書き終え、この店を後にして、ナイト・バザールへ。まだ準備中の店が多かったが、屋台はどこも営業していたので、飯食ってる間に、いい時間になるだろう。
本日の夕食は、パット・タイを卵で包み、その上にチキンが乗っている、とてもボリュームのある一品です。もうハラいっぱい。

左:屋台の串揚げ屋 右:フードコートの椅子と机

俺の体は雨に濡れたせいなのか、少し寒気がしていてしまい、くしゃみも出ていたので風邪の再発だけはイヤなので、帰ることにした。
まだ時間は7時30分だぜ!
ナイトバザールが活気を増し、楽しくなるのはこれからなのに。
名残惜しいが帰って寝ます。

明日はラオスとの国境がある街チェン・コーンに行きます。

メコンを越えて(タイ〜ラオス)

 これからタイを出国して、ラオスに入国する。
陸路国境越えは、もう3度目ですが、前回2回は、ツアーバスだったり、誰かと一緒だったりでしたが、今回は、一人きりなので、うまくいくか少々不安です。

昨日書いた手紙を郵便局に出しに行き、リュックを背負い、バスターミナルへ。
AM10時前にチェン・ライを出発したバスは約3時間で国境の街チェン・コーンに到着した。
それからバイクサムローで20B払い、ゲストハウス前まで行った。
俺の持っていたガイドブックはチェン・コーンなんて載っていないので、ゲストハウスは、チェン・マイの旅行会社のパンフレットに載っていたゲストハウスです。
もしかしたら値段が高い所なんかぁと思っておりましたが、1泊=120Bでした。

荷物を部屋に置き、外へ出てみたが、この街は特になにもありません。
国境があるだけです。俺もそのためにここにやって来た。明日ラオスに行くために。
対岸は、もうラオスです。俺は日本では絶対に体験することが出来ないこの光景に感動していた。
川を越えたら違う国になるなんて、不思議やし変な気分だ。

チェン・ライにて

タイのチェーン・コーンと対岸のラオスのフエーサイとは、どう違っているのだろう?
そんな感じで俺は対岸のラオスを見つめていた。
俺は明日このメコンを越えて、ラオスに入国する。

散歩をするが、特に見たいものもなかったので、部屋に帰ってボケッとしていると、宿の女将さんが情報ノートを持ってきてくれたが、俺はこれを読むと、不安になることもあるので、あまり気が進まなかったが(悲惨な出来事も書いているので)しかし、2冊とも読んでしまいました。
役に立つ情報少なかったが、おもしろかった。

スピードボートでボッタくられた人もいるらしいので、気合いを入れて行かなければ。
そして、メチャクチャうるさいから、後には乗らない方がいいとも書いてあった。
俺は、ラオスのフエーサイから、ルアンパバーンまでは、スピードボートで行く予定なので、このことは、ちゃんと覚えておこう。


そろそろハラも減ってきましたので、晩飯はどうしようかと、思案していましたが、俺は、メコンを食ってやる!食われてたまるもんか!ラオスになんか負けません。
そんな変な気合いを俺は入れて、晩飯を食いにいった。
そして晩飯は、メコン川で捕れた魚料理です。しかし140Bは痛かったです。

翌日俺は、ゲストハウスの人に渡し船乗り場まで送ってもらい
20B払い、船に乗りメコンを越えて、タイを出国しラオスに入国した。

*B=バーツです。